引き直し計算 完全ガイド

Money Japan

クレジットカードの取引でも引き直し計算できますか?

クレジットカードには2つの利用枠があり、それぞれ上限金額が決められています。

  • キャッシング枠
  • クレジットカード枠

この設定された上限金額の枠内であれば繰り返し利用できるようになっています。ショッピング枠もキャッシング枠も分割払いやリボ払いで利息と一緒に返済していくため、どちらも引き直し計算できると思う人もいるようです。

しかしクレジットカードのショッピング枠は利息制限法が適用されません。

引き直し計算とは、利息制限法の定める利息で借入・返済の取引していたときの残金や過払い金を確かめるための計算ですので、対象となる取引は利息制限法の適用があるものに限られます。

ショッピング枠は利息制限法の適用を受けませんので対象外です。

しかし、キャッシング枠は利息制限法の適用を受けるので引き直し計算の対象となります。

以前は、クレジットカード会社のキャッシング枠も貸金業者と同じように高金利で貸付を行うのが当然の状況でした。サラ金・消費者金融からお金を借りるのは抵抗があると考えていた人もクレジットカードのキャッシングを利用したという方もいるはずです。
過払い金が発生している可能性が十分考えられるので、引き直し計算をした方が良いでしょう。