過払い請求 特集

Money Japan

訴状を裁判所に提出、そしてアコムとの裁判!

10月13日、仕事で外回りの時に裁判所へ訴状を出しに行くことにしました。 裁判所に提出する書類は、下記1~5です。

  1. アコムの代表者事項証明書
  2. 訴状(裁判所用とアコム用の計2部)
  3. 証拠書類
  4. 収入印紙
  5. 切手

訴状と証拠書類は事前に準備していましたが、代表者事項証明書はわざわざ法務局へ行って700円の手数料がかかるので、裁判をすることが決まってから行こうと思っていたので準備していません。収入印紙と切手も同じ理由でまだ準備できていませんでした。

裁判所に行く前に電話をかけて、過払い請求をするときに必要な切手の内訳(金額と枚数)を確認しました。
書籍では、東京地裁の例が出ていましたが、提出する裁判所によって必要な切手の金額が異なるようなので念のため。

法務局ではそれほど人がいなかったので10分ほどで書類がもらえませした。その後、郵便局へ行き切手と印紙を必要分購入。

全ての書類が揃ったので、いざ裁判所へ。
自分の場合は過払い金が利息を含めても約72万円だったので提出先は簡易裁判所です。

請求する過払い金と利息 提出する裁判所
140万円以下 簡易裁判所
140万円超 地方裁判所

裁判所に行き、受付へ。
そのまま訴状を提出して終わり・・・という訳にはいかず、係の人が準備してきた書類の中身を確認ししてもらいます。書籍にあった通りに書いているから指摘されることはないと思っていましたが、言い回しについて修正を求められ、その場で直しました。
この時に訂正個所に印を押さなければならないのですが、アドバイス通り、印鑑を持ってきていたので問題ありませんでした。

そして、後日必要になるからと

  • 事件番号が書かれた紙
  • 期日請書

を受け取り、裁判所を後にしたのです。

アコムとの裁判の日が決まる

訴状を提出した際に、受付の人から今日から1週間以内に電話が入ることを聞いていましたが、翌日には電話がありました。
それは、裁判の日を決めるためのものもです。

裁判の日程ですが、11月4日でどうですか?

はい。大丈夫です。

それでは、先日お渡ししている期日請書に記入をし、裁判所宛に郵送またはファックスをお願いします。

分かりました。

裁判の日は3週間後で決まりました。
本やブログを見ても1ヶ月先、裁判所が混んでいると1ヶ月半~2ヶ月先もあり得るとのことだったので1週間でも早く裁判ができることがちょっと嬉しかったです。

はじめての裁判の日

11月4日AM10:00。
アコムとの初めての裁判の日。

法廷には10分ほど前に着きました。
扉に貼られた紙を確認すると、裁判は30分毎にスケジュールされているのでしょうか、10:00~10:30、10:30~11:00~11:30と区切られてたくさんの人の名前が書かれています。

裁判の前日に他の人のブログを見て、「完全に流れ作業。数分で終わる。」ということを知っていたので驚きませんでしたが、本当に30分ほどの間に10件を超える裁判をやるんだなぁと感心しました。

それはさておき、開廷まで10分ほどあるので待合室へ。
待合室には15~20人くらいの人が法廷へ。
スーツを着ているのは弁護士風の人は数人です。
あとは、私と同じように私服を着ている人ばかり。
自分で過払い請求をする人も多いんですね。

ゆっくりしていると名前を呼ばれます。何事かと思っていたらアコムから答弁書が出ているので・・・と手渡されました。
正直、「おいおい、もうちょっと早くくれよ。」と思ったものです。

そうしているうちに開廷の時間がやってきました。
法廷にはいると、まず出欠の確認のためでしょう、自分の事件番号が書かれた紙にフルネームで名前を書きます
それが終われば、順番になるまで傍聴席で待機です。
傍聴席というと、裁判を見学する人のための席ですが、過払い請求の場合は、関係者の待機席になっているんですね。

自分は、最初の人から数えて6人目だったので、他の人の裁判の受け答えも参考にしようと、できるだけ前の方に座っていました。

いよいよ、自分の順番が回ってきて、名前を呼ばれます。
裁判官に向かって左側が原告席なので、そこへ移動。

アコムからの答弁書は受け取っていますね。

はい。さきほど受け取り、簡単に目を通しています。

アコムさんは和解希望だから、電話してみて。

分かりました。

和解でまとまれば、裁判所に電話ください。
まとまらなければ・・・12月9日を次回の裁判の日とします。
それでよろしいですか?

はい。大丈夫です。

といった感じで、2~3分で終わりました。

少しだけ目を通していた答弁書には、確かに最後の方に和解の話も書かれていましたが、冒頭には、

  • 否認する
  • 追って反論する

みたいな強い口調の言葉が並んでいましたから、すんなり終わらないと思っていましたが・・・。
裁判官の雰囲気からすると、すぐに和解でまとまりそうな気もしてきました。どうなることか分かりませんが、とりあえず電話ですね。