過払い金を取り戻そう!

Money Japan

武富士への過払い請求(前編) - 裁判までの記録

武富士への電話の記録や書類、裁判資料など公開できるものは全て公開しています。
残念ながら武富士は2010年9月28日に東京地方裁判所に会社更生法の適用の申請を行い受理されました。
その結果、過払い金が得られるはずであった顧客約200万人(過払い金総額2兆4,000億円)はほぼ返ってこないと言うことになりました。最終的には3.3%の配当という残念な結果になってしまいました。

今後は、武富士に対して過払い請求をすることはできませんが、この体験談は他のサラ金へ過払い請求をする際、何らかの役に立つのではないかと思っているので、引き続き公開しておこうと思います。

アコムプロミスといった銀行傘下になったところは倒産の心配はないかと思いますが、アイフルはADRの申請も行っており、今後に不安な部分もあるので、武富士の顧客と同じような目に遭わないようにできるだけ早めに過払い請求をするようにしてください。

取引履歴をもらうことからスタート

今日、3月26日。
武富士相手に過払い請求をすることを決めて、取引履歴の開示を求める電話をしました。

管理人に過払い請求のやり方を教えてくれている友達は「取引履歴をくれ」って言ったら「支店に取りに来て。」って言われるだけのやり取りになるはずだから、すぐに終わるよって言ってるけど、こっちはちょっと緊張気味。トイレに行って心を静める。

電話番号:0120-390-302
フリーダイヤルに携帯からかける。

さ~、オペレーター来いと思ったら、音声案内。

「お電話ありがとうございます。
¥ショップの武富士でございます。」

「次の3つの中からご希望のサービス番号をお選びください。」

「1:自動音声によるご融資、ご返済、店舗紹介。
2:融資・カード紛失・盗難に関すること
3:返済・ご意見・ご案内」

とりあえず、3プッシュ。

しばらくして、オペレーターにつながる。
以下、武富士のオペレーターさんとのやり取りです。

(武)「お電話ありがとうございます。
担当の○○(女性)でございます。」

(武)「どういったご用件でしょうか?」

(管)「取引履歴をください。」

ここでお決まりの本人確認。
名前、生年月日、住所を聞かれた。

(武)「近くの支店に取りに来るか?郵送どちらをご希望されますか?
郵送の場合、東京の個人管理センターからとなりますので、
    1週間から10日程お時間をいただくことになります。」

(管)「郵送でお願いします。」

(武)「郵送をご希望される理由をお聞かせいただけますか?」

(管)「仕事が忙しいから。(本音:行きたくはないですなぁ)」

(武)「郵送方法は本人限定受取?(ちょっと聞き流してうる覚えですが・・・)となります。
この場合は、転送できません。住所不定などで戻ってきた場合には、再送しません。
郵送手続きをとるのは1回だけです。

なお、書類は武富士の名前ではなく、担当の個人名で出しますので、ご安心ください。」

と、注意事項と案内のような話があった。

また、武富士も取引履歴を取った後のことが気になるようです。

(武)「取引履歴は過払い請求にお使いですか?」

(管)「はい。そうです。」

(武)「こちらとしても過払い請求をされるのはイヤだ。
過払い請求をされるのではなく、任意整理という形ではどうですか?」

・・・的な話を一方的にされたが、あまりに早口でしゃべるものだからよく聞き取れん。。。。

そして、まだ顧客として残っていてもらいたい的なニュアンスの話もありました。
まぁ18才の頃から10年以上利用している優良顧客でもありますからね。。。

それにしても「ご検討ください。」と言われても、これを機に借金と縁を切りたいんで、できることなら使いたくはないですね。

最後になって、

(武)「取引履歴を受け取られた頃に ご連絡させて頂きます
家・携帯のどちらがよろしいですか?」

(管)「携帯で。
携帯ならいつでもつながると思います。」

(武)「はい。わかりました。」

これで、電話終了。

・・・。
最後の話は、過払い請求を阻止するための電話がかかってくると思っていて良いのか?
その時の電話もちゃんとメモして公開しますので、今しばらくお待ちを。

武富士から取引履歴が届きました

武富士に電話をして1週間が経った4月3日(土曜日)。
ポストを覗いてみると、分厚い封書が入っていました。

取引履歴の入った封筒(表)  取引履歴の入った封筒(裏)

特定記録」や「転送不要」などの印が押された管理人宛の封書。
間違いなく武富士からの取引履歴でしょう。
裏面を見ると、送り主が書いてあります。

  • 東京都新宿区西新宿8-15-1
  • 岩○○彦

この住所は武富士の本社住所ですね。

武富士は、個人情報の発送にはかなり気を使っているようです。
住所や名前の横にレ点が2つずつあり、封筒の裏面には二人の確認印が押されていました。

さて、これからどうしたら良いのか?
友達に電話をしてアドバイスをもらうことにしました。

取引履歴が届いたら、次は引き直し計算!

段取りとして、次は引き直し計算をするとのことです。
この引き直し計算はネットから無料ソフトをダウンロードをして、自分で行うこともできるそうです。ただ13年分の借入・返済のデータを入力するのは大変です。

ここはおとなしく業者に依頼することにしました。

値段は2,100円(税込)。(※当時は消費税が5%だった)
正直、高いのか安いのか分かりませんが、自分でやっても計算ミス(入力ミス)があるだろうから、任せた方が安心です。

取引履歴をFAXするか、スキャナーで取り込んでメール添付で送るか選べたので、メール添付を選択して、依頼。料金は即日振り込みをしました。

案内のメールでは、納品までに約1週間。
結果が分かるまでしばらく待つことになりそうです。

法務局で代表者事項証明書を取得

4月8日(木曜日)。
気が早いかも知れませんが法務局へ代表者事項証明書を取りに行ってきました。

この代表者事項証明書というのは裁判所に過払い請求の訴状を提出する際に添付する必要があるので必ず用意しておくようにと教えてもらったものです。

何故必要なのかは、過払い請求も裁判の一つ。
相手となる法人は、本当に実在する会社なのかどうか?
・・・ということを明確にしなければいけないそうです。

明確にするもなにも、今回の相手はキャッシング業界大手の武富士。
誰が聞いても実在する会社に違いない!って思うのですが、そこは書面で提出してくださいというのが裁判所のお仕事だそうです。。。

会社の場合、活動するには法人登記というものをしておかなければならず、登記は法務局に対して行われ、会社の情報が法務局の帳簿に記録されています。

個人でいうところの市役所・区役所で取る住民票にあたるものが、法務局で取る代表者事項証明書なのです。

そんな代表者事項証明書ですが、法務局に備え付けの申請書に1,000円分の登記印紙を貼って受付に提出します。

※当時は登記印紙でしたし、料金も今よりも高かったです。

私が行ったときは空いていたので、10分もしないうちに出してもらいました。

オンライン申請でも取ることはできるが・・・

この代表者事項証明書は、法務局に行かなくても法務省のオンライン申請システムを利用することで取得することもできます。

この場合、1通あたりの手数料が500円となっていて、法務局に直接行く場合と比べて100円安くすませることができます。

・・・が、利用するのが面倒くさそう。

私もできることならオンライン申請で・・・と思いましたが、電子証明書を取得しておかなければならないなど事前準備が面倒そう。

100円ために数時間かけるくらいなら、法務局へ出向いた方が早そうなのでオンライン申請は諦めました。

時間と手間暇掛けても構わない人は、オンライン申請をどうぞ。

引き直し計算書が代行業者から届きました

取引履歴を取って、代行業者に送付したのが4月3日。
あれから5日が経ちましたが、今日、引き直し計算書が届きました。

現在、残っている借金は約50万円ですが、過払い金はいくらだったのか?

  • 武富士の利息は年27.375%
  • 取り引き年数は、およそ13年。

過払い金は・・・  なんと約85万円

引き直し計算の結果、過払い金元金が約76万円、過払い利息が約8万円。合計85万円!

こうして具体的な数字を見ると、テンションがより一層上がってくるのが分かります!
借金50万円がゼロになり、それどころか85万円も手元に戻ってくるから!

逆を言えば、それだけ借金生活が長かったということです。
過払い金が戻ってきたら借金をしない健全な生活を送るように心がけなければいけませんね。

あとは、訴状を作って裁判所に出す。
そして口頭弁論期日を迎えるだけですね。

裁判所に訴状を提出

引き直し計算書が届いたその日のうちに友人へ渡しました。
友人は、その引き直し計算書を基に訴状を作成してくれたので、
翌日、一緒に裁判所へ提出をしに行きました。

返還を求める過払い金の額(訴額)は85万円。
訴状の提出先するため簡易裁判所へ向かいます。

訴額で変わる訴状の提出先
簡易裁判所 訴額140万円以下
地方裁判所 訴額140万円超

訴状の訂正を求められる。

訴状の提出には、友人と二人で行きました。
裁判所なんて慣れないところも二人だったので、あまり緊張することもなく入ることができました。

早速、準備してきた訴状など必要書類一式を手渡します。

裁判所に提出したもの
  • 訴状 (正本・副本の計2セット)
  • 証拠書類 (取引履歴&引き直し計算書を計2セット)
  • 代表者事項証明書 (1通)
  • 収入印紙8,000円 (訴額によって必要金額が変わります。)
  • 予納郵券6,610円 (裁判所によって金額が変わります。)
すると、記載内容に不備がないかチェックが始まります。

何もなければ良かったのですが、訴状の中の「請求の趣旨」の部分と「よって書き」の部分で請求する金額が異なっている点を指摘されました。

それ以外は特に問題もなく受理して貰えそうです。

不備があると、訴状の訂正を求められることもあるので、必ずボールペンと訂正印(三文判 可)を持っていくようにしましょう。その場で訂正することができるので楽ちんです。

訴状が受理されると事件番号を発行してくれます。
それで裁判所での手続きは終了となります。

裁判所から口頭弁論期日(裁判の日)の日程を決める電話連絡を待つだけです。

口頭弁論の日程について裁判所より電話

裁判所から携帯に電話が入りました

内容は、第一回目の口頭弁論の日程についてです。
口頭弁論とは、「裁判の訴えについて、口頭で主張や反論を行うこと」。
簡単に言えば、裁判をする日程についてのお電話でした。

裁判所 「口頭弁論期日の日ですが、5月12日で良いですか?」

管理人 「大丈夫です。」

裁判所 「それでは、5月12日の10時からになります。」

管理人 「よろしくお願いします。」

・・・。
これだけのやり取りでございました。

とりあえず、約1ヶ月後が裁判の日です。
それまでは何もすることがありません。

裁判所から期日呼出状が届きました

4月19日、ポストを確認すると不在通知が入っていた。
簡易裁判所から何やら届いていたらしい。

過払い請求関連の郵送物のはずなので、早速、郵便局へ取りに行ってきました。

で、届いていたのが下の封筒。

期日呼出状が入っていた封筒

中身を確認してみると、

  • 送付状
  • 期日呼出状

以上、2枚の紙が入っていました。

先日、裁判所の人と話をした第一回口頭弁論期日の日程について、わざわざ書面にして送ってきてくれたんですね。

▽送付状
  郵送先・名前・連絡先電話番号・事件番号だけが書かれていました。

期日呼出状の送付状。

▽期日呼出状

期日呼出状の送付状。

期日と場所は太字ですね。絶対に忘れんなよ!ってことでしょうね。

友達に聞いたところ、第一回口頭弁論期日までに武富士からの答弁書が届くらしいです。だんだん本格的な裁判って雰囲気になってきましたね。

だんだんと緊張してきました(笑)

裁判前日になっても武富士の答弁書が届かない

いよいよ明日が第一回口頭弁論期日となっても裁判所からは何も郵送されてこず、また、電話連絡もありませんでした。

明日、裁判所に行ったときに手渡しされるのでしょうか?

友達に聞いたところ、「だいたいは事前に郵送されてくるはずなんだけどね~」って言っていたので、ちょっと不安といえば不安ですね。

「勝つ」と分かっている裁判でも、相手がどの様に反論してくるのかは、事前に知って答えられるものは答える準備や心の準備がしたかったですから。

まぁ、そんなことを言っても仕方がないですね。

明日の朝、裁判所に行ってきます。