過払い請求 特集

Money Japan

完済後5年以上経過しているプロミスへ過払い請求(後編)

前回の電話から3日後、プロミスの担当者から電話がありました。
その内容は「和解をしたい」とのこと。

もう一度、和解のお話をさせてもらえますか?

申し訳ないけれども中途半端な条件での和解は考えれないです。
前回、申し上げたように訴訟で対応させてもらいます。

では、前回、○○様が提案した条件、「利息をカットして過払い金も端数カット」ではいかがでしょうか?

正直、意外な提案です。
個人相手に訴訟前に和解の提示があるなんて。
裁判をやれば40万円取り戻せる、だけど現時点での和解なら30万円。
10万円近く相手に譲歩することになってしまうので悩みましたが・・・

分かりました。その条件で和解しましょう。
支払時期はいつ頃になりますか?

今から和解だと2ヶ月後の○月○日になります。

分かりました。

それでは和解書を送らせていただきますので記入・捺印の上、返送をお願いします。

と、こんな流れで、突然、和解がまとまってしまいました。

数日後、和解書が送られてきました。
内容は、

  • プロミスは30万円を支払う義務があることの確認
  • 支払時期の確認
  • プロミスへのその他の請求の放棄
  • 和解によって、お互いに債権債務なし

これを返送したので、過払い金が振り込まれるのを待つだけです

過払い金が振り込まれた

和解書を返送して10日後、1部が自分の控えとして送られてきました。

そして待つこと1ヶ月半。
和解書で示された振り込み日になりました。

夕方になって自分の口座を確認したところ、過払い金(和解金)の30万円が振り込まれていました。

これでプロミスへの過払い請求は終わりです。

裁判をすることなく過払い金を取り戻せたのは良かったです。

裁判をやった場合より10万円ほど安い結果になりましたが、自分としては訴訟の手間と時間を省けたので、良しとしています。