過払い請求 特集

Money Japan

過払い金を取り戻すための手続きを1つずつ・・・

過払い金があるのか確認するためには引き直し計算ということをしなければならないのですが、そのためには取引履歴というものが必要になります。

取引履歴とは、プロミス(に限らずですが・・・)との契約をして初めてお金を借りたときから今日現在に至るまでの借入と返済の全ての記録のことです。

取引履歴をもらうためにプロミスコール(0120-24-0365)へ電話をします。
お金を貸してくれてるプロミスにこちらから電話をするのは緊張しますが、担当者は慣れたもので、事務的に対応してくれます。

後日、取引履歴の開示請求書というものが送られてきます。
この書類の必要事項に記入、捺印して返送すると早ければ1週間、遅くても1ヶ月以内で取引履歴が送られてくるはずです。
※今ではネットで取引履歴の開示請求書をダウンロードできるみたいですね。 >>> プロミス公式サイト 個人情報開示請求書

引き直し計算をするためには

取引履歴が届いたら、引き直し計算をして過払い金を確認するのですが、電卓を使って・・・いたら計算間違いも多くなるでしょうし、大変な時間がかかってしまいます。

そこでパソコンと無料の引き直し計算ソフトを使います。
無料ソフトは、購入した本に付属していた名古屋式というものを使いました。

計算といっても、「借入日と借入金額」、「返済日と返済金額」を入力していくだけの作業ですから難しくはありません。
ただ10年以上利用していたので、入力するだけで2~3時間くらいかかりました。

引き直し計算の結果は、
現在、借金の残り 100万円  →  過払い金(返してもらえるお金)140万円

その差、なんと240万円です!
借金が100万円も残っていると思っていたら、0なるどころか140万円もの大金を過払い金としてプロミスから取り戻すことができると分かったのです。

問題は過払い金返還請求書を送ってもプロミスには相手にされない

翌日、プロミス宛に過払い金の返還請求書を送りました。
返還請求書の内容は、「改訂新版・過払い金回収マニュアル」に従って書きました。

ポイントは、下記項目を書いておくことでしょうか。

  • 会員番号と生年月日は書いておく。
  • 引き直し計算の結果の過払い金の額
  • 過払い金に対する5%の利息の額
  • 過払い金の返還期限(だいたい2週間先)
  • 振込先口座の情報
  • 通知人の氏名、住所 押印

正しい書式でないとダメだというものではありませんから、あまり不安にならずに送れば良いと思います。

ただ請求書を送ったところで、「過払い金が戻ってくることはない」と他の人のブログにも書いてありました。弁護士や司法書士の先生なら裁判をやらなくても事前の和解交渉で解決することもあるようですが、個人が相手だと訴訟でなければ、まず対応してくれません。

なので過払い請求の裁判に向けた準備も同時に始めました。

この請求書の送り先ですが、プロミスの本社にしました。
先方に担当部署があるのか分からなかったので、部署名は適当に書きました。

〒100-8307
東京都千代田区大手町一丁目2番4号
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社   過払い請求担当部署 御中

郵送方法ですが、本やブログでは「内容証明郵便」で送るように書かれていましたが、プロミスに相手にもされない郵便物にお金をかけるのはもったい!と思ったので、普通郵便で送りました。

プロミスから電話がかかってきた

相手にされないはずの過払い金返還請求書だったはずが、送付後、数日経ってからプロミスから電話がかかってきました。

用件は、

  1. 請求書は受け取った
  2. 弁護士や司法書士に頼むつもりがあるのか?
  3. 個人と訴訟前に和解はできないので、裁判してくれ

というものでした。

結局、電話がかかってきただけの話で、過払い金を返してもらえるということはありませんでした。

引き続き裁判に向けての準備を進めていくことになりました。